天使と悪魔と10万円

通帳を記帳しようと思ってスーパーのATMへ、前にばぁちゃんがいて超ゆっくり操作、まぁいいけど
やっと次に私の番
ピンポ～ンお忘れ物です・ピンポ～ン・・ってうるさい
見たら取り出し口に万札約10枚

ホワホワホワァ～ン・・天使と悪魔が現れた
　　　

天使が甘い声で囁く
「忘れたばぁちゃんが悪いんだからもらっちゃいなさいな」
・・そうだよな、あのばぁちゃんなら忘れたことも忘れるだろ・・

すかさず悪魔が「カメラがあるぞ」
・・そうだった必ずどこかにあるはず・・アブねぇアブねぇ、天使にそそのかされるとこだった
心の汚い私は悪魔の助言に従いばぁちゃんを呼び止めた
これ以上ないほど礼を言われた
こりゃ絶対1枚くれる・・と思ったがくれなかった・・チェッ

農村環境改善センター・・って・・ナニ？

3月26日（日）　湯来農村環境改善センター女性部会

依頼をいただいたとき、どんな施設・団体なんだろって思ったけど、畑を耕して有機農法をしましょう・・ってわけじゃぁなく、実態は公民館に近いものみたい
この地区には公民館はないしね
建物はキレイで、ちょっとしたオーケストラの演奏ができるくらいの設備と広さのステージもある
女性部会ってことで、お客様はみんな妙齢のマダム
　　　（これはイメージ画像です）

マダムとくりゃ演目は決まり、マダムウケ最高のいつもの噺だ・・今年はこれ一本でいけるかな
後半はいつも通りのサギマジック・・もうパターンになってるなぁ
合わせて60分なので来年用にネタをたっぷり残して楽しく終了
　　（来年も呼んでね～　　心の声）

帰りに、いつもお世話になってる公民館に立ち寄ったら
「あそこから相談を受けたから推薦しといたよ」とのお言葉
それで依頼があったんだ、って納得
そもそも現役時代に業務上の関わりから始まって、個人的にもなぜか気に入っていただき何度もお声がけいただいた上に推薦までしていただいてた
ありがたいことだ
簡単なマジックを教えてあげてたことから「弟子」と呼んでたけど。今後は「女神様」って呼ばなきゃいけないかな

地元新聞のかわら版＆ケーブルテレビ

先日の岩国市民文化会館での講演が地元新聞のかわら版（月１で本紙に挟み込まれる、地元情報特化版）に載った
孫と言ってもいい、かわいい女子中学生と一緒に・・いや、一緒じゃないけど
　　　
米中国新聞ってのは、北京新聞とか人民日報じゃぁないぞ・・念のため・・
米記事には手をつけてないけど、配置は少々変更してる

死んだバァちゃんによく言われたなぁ・・新聞に載るような人間になっちゃいかんぞ
もっと言われた・・人に笑われるような（以下略）

バァちゃん、同時にふたつやらかしちまった

それにケーブルテレビにも映ったそうな・・指名手配じゃないからね
バァちゃんの言うことをきかなかったバチが当たったらしい「広島演芸協会」なのに「広島市芸能協会」なんて言われてる
　　https://www.youtube.com/watch?v=LfT_Dy0Odxg

ほんの２分弱だけど、ヒマを持て余したときにでも見てね

島根遠征だ

3月19日（日）　邑南町井原公民館　井原彼岸市

県庁のある松江より広島の方が近い、っていう町
雪さえなきゃ楽勝、1時間ちょいで着いた
井原彼岸市っていう、まぁ公民館祭りだ

先日ムリヤリ入れていただいた「浜田落語協会」に依頼があったんだけど、皆さん売れっ子で誰も行けない・・・
「断りましょう」って待て待て待て
公民館断ってどうすんだよ、ったら「じゃぁ新入りの下っ端補欠会員がナントカしなさい」ってことで「喜んで」コロナ前の居酒屋みたいなノリで引き受けた

地元の中高生の吹奏楽や演武の後、80分のステージ
祭りだからお笑いサギマジックがいいだろうな、でも浜田落語協会からの派遣だから落語もしなきゃ・・・ひとりでできなくもないけど安全策をとることにしよう

広島の仲間「あたし亭丈二さん」にお声がけしたら「その日ならたまたま空いてますよ」って皆さん売れっ子なんだ・・・

担当の藤井さんから前回の写真をいただいた、大きめの会議室って感じの部屋に高座が組んである、よくある公民館パターンだ、まぁ心配ないな

いよいよ当日、現地入りすると焼きそばの屋台とか出ていて「田舎の公民館祭り」って感じ
案内されて「こちらが控室です」「はいはい」
「こちらが会場です」「はいは・・・えっ」足が固まった、ここって体育館じゃないか・・会議室の100倍デカイぞ・・
「あのぉ～、写真と違いますね」「はい、違います」って・・オイ
緊急作戦会議・・クサイくらい派手にいこう、って決めた

ちょうどお昼、開演5分前、広～い体育館に観客4人、皆さん屋台で「もぐもぐタイム」職員さんたち客集めに走り回ってまずまずの人数になったところでやっと開演
まず丈二さんの「ぜんざい公社」だが客席の後ろで蕎麦打ち実演がバンバン、展示スペースで掃除機ガーガー、なにしろ天井がバカ高くて噺も笑い声もス～ッと宙へ抜けていく感じ
ワシなら心が折れるで・・って思うが、ちゃんと要所で笑いを取ってる
さすがの貫禄

さてサギマジックだ、こうなりゃテッパンネタの連続で・・いやぁ楽しい楽しい
　楽しそうでしょ

マジック好き、っていうかわいい中学生が最前列にいて、魔法使いにしてあげたりで和やかに明るく楽しく終了
皆さんの心に印象を残した・・と思うぞ、たぶん

続けて岩国

3月9日（木）　岩国市市民文化会館

先月に続いて岩国だ
今回はムッチャ綺麗でデッカイ会場
　　　　

スティーブジョブズが歩き回りながら新商品を発表するんじゃないか、ってくらいでしょ
私ごときの芸のために照明・音響は専任スタッフがいらっしゃる・・申し訳ない・・
かなり広い会場だけど、今はまだ席はまばらに配置・・まぁしょうがないかなぁ

ジィさんも居なくはないけど、お客様のほとんどは妙齢のマダム・・ってことは「マダムウケ」そう、いつも通り「山内一豊と千代」
コレばっかり、ってもウケが良すぎて止められないんだよね

もちろん後半は「お笑いサギマジックショー」
楽しい、ったらない
会場側のご都合で、お客様（または職員）を引っ張り上げておちょくり倒す、っていうこたができなかったのは心残りだけど、これは来年のお楽しみってことにした

・・・呼んでもらえる前提だけど・・ダイジョブか・・・