久しぶり きのこ観察日記

1月20日（土）広島市南区民文化センター

仕事がら大勢の中に行ってはいけないっていう無言の圧力のため、大きな会場ではほぼ１年ぶり、ってことらしい

「場慣れ」って意味では緊張して当たり前、ちょっとデキは悪くなるんだろ～な、なんて思ってたんだけど「そんなヤワなタマ」じゃぁなかった
　　　

ちゃんと要所でウケを取り、ご機嫌で終えちまった←ちょっとは緊張しろよ
新年らしく「松竹梅」
決して私のいる所じゃ稽古しない、っていう信念は変わってない・・・この先も変わらないだろうな・・・

ついでに言うと私は「寄合酒」・・もちろん楽しく終了
　　　
　　　　　　　楽しそうでしょ

伊勢原のリハーサルは出来たぞぉ・・・中身はともかくとして・・・

出してもらえない、付き人日記

６月１１日（土）
地元廿日市市の大野図書館落成記念行事
　　
　　　　「はじめての落語」

大野地区は今は廿日市市と合併しているが前は別の自治体で、地元民はなんとなく「別の町」みたいな感覚が残っている（住民が対立してるとか、そんなのはありませんよ）
の勤務地が地区内にあるってことでお声がけいただいたらしい、もうひとり、地区内で生まれ育って広大な山林を所有している大地主（らしい・・・知らんけど）の丈二さんと二人会だ
もちろん運転手兼荷物持ち兼付き人兼CD係の私ごときの出番なんてありません（同じ市民なのに・・）

これ見て
　　　　　　　

腹が立つほど楽しそうな顔しやがって・・

お客様は小学生と保護者、「はじめての落語」はまずまずうまくいった・・と思う
普段から小学生を相手にしてるだけあって、まぁうまく引っ張っていくもんだ

CD係でちっともおもしろくなかったけど、主催者がお土産を３人分用意してくださってたのでニコニコで帰宅できた

クリスマスとは全～然関係ない、話芸127

25日　サンタさんが帰った後、「話芸127」が開催された
今回私は出演しないので単なるお手伝いと運転手、あぁおもしろくない


だいたい職場の関係から「人の多いとこへは行くな、落語の出演なんてもってのほか、手伝いも不可」っていう無言の圧力をかけられてる、っちゅうのに年に一回か二回どこをどうゴマかしてるのかコソッと出演してる

しかも控えめにしてるんならともかくコレだ
　　　
　　　　　　　思いっ切り楽しそうな顔しやがって・・・

あぁ腹立つほど羨ましい・・・

第5回 女だらけの落語会

コロナ禍で動物園は閉園し、珍獣も一般公開できなかったそうな
これに似た現象が広島でも起きていた
子供相手の仕事をしている毒キノコは「寄席に出てはならぬ」「手伝いにも行くこと禁止」を言い渡されており、ここ1年以上姿をくらませていた・・・

今日ホント～に久しぶりに一般公開の場を与えてもらった
よほど嬉しかったのだろう、ちょっと声が上ずってた
　　（しっかりビデオに証拠を残してやった）

しっかし楽しそうに一席終えやがって、うらやましいったらない・・・


こっちは延期と中止で出番がなくなった、ってのに・・・


　　　こんな貢物まで頂いて、大いに満足したようだ

ホクト

ＮＨＫの「突撃！カネオくん」ときどき見てる
今回きのこ特集ってことで「ホクト」を特集してた

もちろん「某きのこメーカー」ってなってたけどね
ホクトは毒の唯一最大のスポンサー・・・といっても資金援助なんかじゃないよ、出囃子に「きのこの唄」を無料で使わせてもらってる、ってこと
いまだに「無断使用してんじゃないの」って思ってる方がいらっしゃるようなんでもう一度

　　「ちゃんと許可いただいて使ってます」※参照

快く使用を認めていただいたんで何とか恩返ししたいって思い続けてるらしい
池田で決勝に行ったとき密かにCDを用意してたんだけど・・・あのときは当日即決勝で時間がなかったってことと、日清が食品メーカーってことでチョイ遠慮した
その後、小浜や千葉じゃ予選突破できてないんで全国にお披露目できてない、でも野望は消えちゃいない

今年は勤務先の関係から「広島演芸協会の行事」にさえ実質的に参加を禁止されてしまって、小浜も千葉も中止になって、恩返しできてない
でも相変わらずスーパーではホクト以外のキノコは決して買わない（義理堅い女※　参照）

コロナ騒ぎが収まってまた全国の皆さんの前に出られたら「ホクト」に恩返しするつもりらしい

・・いや、まあ・・ホクトがどう受け止めるのかは何とも・・

やさしいお言葉

　水、飲む
⑧　うん（・・いや、ありえないほどやさしいお言葉・・警戒警報発令）


「外に出るな・人に会うな」ってことで引きこもって終活ではなく断捨離のまねごと中
まぁよくこれだけ溜めこんだもんだ、ってほどいろんなモンが出てくる出てくる
クソ重い段ボール箱を動かした後に出てきたのが冒頭のやさしいお言葉

　水って常温保存でよかったよね
⑧　うん
　作ってから賞味期限どのくらいなんだろね
⑧　たぶん１年くらいかな
　ふ～ん、腐ったりしない
⑧　養分がないから
　傷むことないのかぁ・・
⑧　あんまり古いと変質するかも
　はい、これ

ポンと手渡してきたのがコレ

　　１年以上前に期限切れじゃないか

⑧　なにコレ
　いっぱいあって、早く飲まないと傷んじゃうといけないから・・
　　　　
ど～ゆ～意味じゃい

⑧　自分で飲んだら
　傷んでるといけないから・・


　　とってもわかりやすいお言葉でした

きのこ観察日記38 利松公民館

１月２６日　広島市佐伯区利松公民館

昨年末依頼を受けていた
「きのこさん『だけ』お願いします」っていうヤツ
私はもちろん運転手兼荷物持ち兼付き人
（決してマネージャーではない）

募集定員３０名のはずなのに６０名ほどのご来場
これでもかっ、てぇほど「人気と実力の差」を見せつけられちまった

きのこ先生（←講師の先生だからね）はとっても楽しそうに「つる」「平林」「動物園（広島のパートのおばちゃん編）」の３作を熱演


幕間の２回ちゃんと場つなぎして盛り上げておけ、とのご命令によりチョイチョイとゲーム（みたいなこと）をして会場の熱気を維持しておいたので今日は叱られなかった

近所の公民館の世話役さんもいらっしゃっていて、しっかり媚を売っておいた
・・お声がかかるかなぁ・・

きのこ観察日記37

第9回落語国際大会in千葉　決勝の会場にやや早めに着いた
温かい日差しの中、ふと気付くと何かしてる
どうやらドングリをせっせと拾ってるようだ

「小学生か」と言うと
「ううん、イベリコ豚」
すっごく納得した

きのこ観察日記36 & ｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝ1

また１年、笑いの神に導かれ生き抜くことができました
笑いの神に感謝感謝

過去日記に書いておりますので今回は何も書きません
きのこ観察日記13 https://884san.blog.ss-blog.jp/2012-12-14-17
きのこ観察日記 3 https://884san.blog.ss-blog.jp/2012-12-13-14

皆さまと共に楽しく落語をやれれば、それが最高の幸せのようです
・・そして「おせち」があればもっと幸せらしいです・・

関東の皆様、全国の皆様、こんなヤツです、よろしくお願いいたします

第9回国際落語in千葉ｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝ40-2 天敵参戦

千葉の大会に天敵が出ることが深夜にわかった

天敵・・・そう、私より落語がうまいと多くの方が認める（←腹たつけど言い返せない）アイツだ


仕事があるから・・とか言ってたくせに、しっかり事前審査に出してたらしい
小浜も池田も行けなかったから・・なんて言い訳無用
ただでさえ厳しい決勝へのワクがひとつ減るじゃないか

「おせち（上位入賞の賞品）もらえるんでしょ、おいしそう」って瞳を潤ませるな

３泊４日の酒浸りツアーが保護者同伴になっちゃった・・・

きのこ観察日記35 & ｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝ7 & 千葉56 & 第20弾

9月21日　南区民文化センター
広島演芸協会公式行事「話芸117」


小浜の「ちりとてちん杯」を蹴ってこちらに参加した・・というわけでもないが、予定通りのとこで笑いを取り十分に満足した顔つきのようだ

私は・・というと、カウントダウン７まで減ってやっと生きてるお客様の前で「鈴が森」ネタ披露


楽しく・・のつもりが、親分のセリフで噛み噛みになって、目の前のお客様より楽屋の仲間の顔がチラチラ、こりゃマズイと思ってたらしっかりダメ出し
「子分ならともかく親分が噛んでど～する」・・と、てい朝会長からキツ～イお言葉←ま、当り前なんだけど
「でもゴマカシ方はうまかったね」って、それってほめ言葉じゃないよね・・

第４回 女だらけの落語会（きのこ観察日記34）

広島の美女たちが集合
（疑問・質問・抗議・罵詈雑言その他一切受け付けません）

８月１７日　南区民文化センター


ひょっとして今年度初のきのこ公式戦かな
ご覧の通り、腹が立つほど楽しそうにやりやがって・・

演目は


そう、珍歌祭り（全日本レディース落語選手権）で入賞しやがったアレ
https://884san.blog.so-net.ne.jp/2017-06-16
あの時のことを知らないので、どんなデキだったのかわからなかった
（私の前では全く稽古をしない・・）

今回のデキは、ほんのちょい「物足りない」
本人も自覚してるようで、打ち上げでもえらくおとなしい・・

ま、明日には元に戻ってるだろうけどね

珍歌祭り その２（その１から見てね）

（その１https://884san.blog.so-net.ne.jp/2017-06-16）


奇跡の１枚っていう写真を選んで返信用封筒を入れてエントリー、まぁ人数足らないってんだから事前審査なんてやんないだろ・・・と話してたら
「写真も封筒もいりませんよ～」って、も少し早く言ってよ

関東勢からたっくさん出るんだろうな、関西勢のパワーには勝てそうもないな、なんとか飲み会と一泊タダを目標に・・・なんて言ってるうちに期日はやって来た

工夫に工夫を重ね、今のところこれ以上ムリ、ってとこまで仕上げた「猫金」
初日、みごとに予選通過してる(時間オーバーした人がずいぶんいたらしいけど)
またまた差を付けられちまった
｢家庭内の私の立場｣ってのを審査員の皆さんは全く考慮してないみたい


以下本人談
決勝では上位入賞はかなわなかったけど、このての大会で初めて「お金」(一泊の宿代)をいただき大満足、(池田では当日決勝だったので宿代は出なかった)入賞の盾と共に未だに神棚にあります

なにやらとちぎテレビでは優勝したここあさんより長く映っていたらしく
http://www.tochigi-tv.jp/news2/stream2.php?id=5467624797001
あちこちからメッセージも頂き、大いに大いに満足しています

いつものように「この次はない！！」の気持ちで臨み
(http://884san.blog.so-net.ne.jp/2012-12-14-17参照)
仲間の皆様と交わり、亭主の悪口を広め(って、オイ！by八橋)珍歌さんに大感謝！ロータリークラブの皆様、審査員おてったいの仲間の皆様、すべての方に感謝感謝です

第２回があるのかどうかわかりませんが、皆様ありがとうございました
またいつかどこかでお目にかかる日を楽しみにしております

　　　　　　　　　　　　　　　きのこ








って書け、と言われたわけではありませんが無言の圧力をかけられました

珍歌祭り いえ、全日本レディース落語選手権 その１

まだ少し寒さが残っていたころ、
｢開催が危ぶまれる～｣
っていう悲痛な叫びが北関東から聞こえてきた
参加者が少なくて困ってるんだって、決勝に残ったら飲み会と一泊タダなんだって・・・このタダってのが耳に入ったウチの毒きのこ「栃木に行こっと・・で、栃木ってどこ?」
広島から見たら、北関東はどこがどこやら・・・栃木と山形の区別さえつきゃしない

仕事の都合で池田と小浜に行けそうにないっ、てことで今年はおとなしいなって思ってたんだけど、ンなこたぁなかった
すぐ申し込みをして、宿と新幹線の手配、コロコロを新調してヤル気満々
目標は決勝進出、タダの魅力は大きい

演目はこれ

もちろん女バージョン改作
こちらhttp://884san.blog.so-net.ne.jp/2012-12-13-2を参照してね

いつものことだけど、私の前では決して稽古をしないので全貌は不明ながらも１０分以内に、ってとこを苦労してるみたい
キャラ設定でちょっと迷ってるのかな？
その努力が成長の源なのだよ

ってことで続く

きのこ復活！！

昨年４月に実母の介護に専念するため無期限休止宣言を出しておりましたが、母が予想以上に元気になったため実家から広島に戻り、演芸活動にも復帰いたしました。
ご心配いただきました方（がいらっしゃれば・・ですが・・）にご報告申し上げます。

と言いましても、もう半年前のこと、ずいぶんブログを放りっぱなしにしておりましたが、連日数人はお越しくださってるようでありがとうございます。

さて、復帰第１戦は
「第２回（３回だと思うんだけど・・）女だらけの落語会」
広島に住んでいる、あるいは縁のある女だけでやっちまおうっていう会。
きのこの憧れの先輩も出るってことで、かなりの入れ込みようでしたね・・といっても私の前では決して稽古をしませんが・・
１０ｹ月ぶりに披露したのは「きりん」
半自作・半古典の自信作です。

全国に、似たような発想で自作していらっしゃる方もおいででしょうが決して負けてない出来だと思います。
それをいかにも楽しそうにやりますから、きっとお客様にも満足いただけたことでしょう。
（復帰後、私との漫才は全くやってくれません・・楽しくないからって、ど～ゆ～意味じゃい！！）

とっても高そうなデッカイ花をいただいて、最高の復帰劇でした。



と、日記では誉めておこう。

きのこ観察日記 番外編

・・マジシャン　きのこ　誕生秘話・・



実家の母の介護で無期限活動休止中の毒キノコですが、幸い母の調子も良くなりここのところ実家と自宅を行ったり来たりの生活になってます。

先日、ロープを手になにやらゴソゴソ・・
どうやらゼンジー北京のビデオを見ながら「ロープを両手に持ってパッと振ると結び目ができてる」というマジックの練習・・というかマネゴトをしていたようです。
つい口出ししてしまう私の悪いクセが出て、キチンと指導させていただきました。
何度かやるうちに要領を得たようで、「できたできた」とけっこうはしゃいでいます。

さらに「首にロープを２回巻いて左右に引っ張るとパッとはずれる」のを教えろ！とヌカされるではありませんか。
タダでタネを教えろってのはどーゆーつもりじゃい！！と、もちろん心の中だけで叫んで丁寧に教えてさしあげました。

「あっわかった、もうよい、そちらに控えておれ・・」

首にクルクルと２回ロープを回し、「あっ危ない！！」と言おうとした私の「アブ」の１０倍くらい大きな叫び

「グェェェ・・ゲホゲホ・・」

全く躊躇することなくロープを力いっぱい左右に引っ張り、みごとな自殺未遂状態。
マンガでもここまでオモロクできん・・と思う。

ゲホゲホと咳きこみ、涙目になりながら「だって、できたと思ったんだもん・・」
腹が痛くなるまで笑い転げましたよ。
ご本人は、「大マジメにやった」そうです。
ふつう、初めてのマジックなら確かめながらゆっくりやるでしょ？

知り合って４０年近くなりますが、今でも見飽きることのない「素でオモロイ女」です。

きのこ観察日記 最終章

１８歳　花の女子大生になり、ド田舎から広島にやって来てン十年、どれだけ落語をしたことでしょう・・
ここに最終章を迎えました。

社会人落語家をやめるわけではありませんが、無期限活動休止することになりました。

ってことで、今度はいつ広島のお客様の前で演じられるかわかりません。
以前にも書きましたように、いつも「この次はない！！」と思いながらの高座ですが、今回は「ホントに最後かもしれない！！」ということで意気込みが違ってました。

広島演芸協会の定例会「話芸に親しむパート９３」


演目は「うそつき」
そう、池田の大会で広島勢初の決勝進出を果たしやがった、あの「半自作ネタ」
http://884san.blog.so-net.ne.jp/2012-12-14-19
あの予選の神憑り的なデキの良さはとても再現できるものではなく、本人もその後この「けっこうよくできているネタ」をずっと封印してました。
（あのときよりクオリティの劣るデキで地元の皆様にお目にかけるなんてできない！っていうクソ生意気な理由をつけて）
大会の前に一度だけ地元で演じたことはありましたが、そのころはまだまだ荒削りで仲間にもお客さまにも覚えてもらってないでしょう。
それを「やる！」っていうからには「本気」みたいです。
私の前では決して稽古をしませんが、コソコソとだいぶ稽古し仕上げていくのがビンビン伝わってきましたから。

で、結果は？
「池田の予選ほどではなかったけど、決勝のときより楽しそうに思えた」
というとこでしょうか。

「どうしても見てほしい人」にもちゃんと見ていただけたし、本人も満足して活動休止に入りました。


いつになるかわかりませんが、「きのこ観察日記・再開初号」をお届けします。

きのこ観察日記２５・・これでした

なにやら稽古していた「落語じゃないもの」の正体はこれでした。
かね平さ～ん、見てますかぁ～？？
あなたのすんごい影響が広島で花開きましたよ～。
ロクちゃんならぬ、グリーンモンスターのグンちゃんだそうです。

どう見てもカビかコケのバケモンでしょ？


職場（児童館）での活動を除けば本日がデビュー・お披露目・初公開ってとこ。
出だしこそチョイと緊張しているみたいな可愛げのあるところを見せたものの、中盤からノリノリでバカウケもいいとこ、会場がピークに達したところでサッと私にバトンを渡す・・「ここまで温めてやったんだから、スベッたら晩飯抜き！！」ってことがビンビン伝わってコエ～のなんの・・

まっ、私のマジックはいつもの通り「指先より口先」そしてお終い「だけ」は大ウケ、それで十分満足でしたけどね。

次の共演は９月１５日の敬老会、ちょっとだけでも稽古しとこ・・

ピンクレシートじゃない日（きのこ観察日記２４）

いつものように運転手兼荷物持ち兼付き人（マネージャーではありません）として近所のスーパーに同行させられ・・いや、同行させていただいたときのことなんです。


レジでワオンカード（イオン系ですので）を手に金額表示板をジッと見つめてます。
その目は「獲物を追い詰める猛禽類」って感じ

・・なにごと？？

「１２９０円です」
ワオンカードを置いて待つこと１秒・・いつもの「ワオン！」の声、「やったぁ！」というきのこの声。

？？なに？？

「だいたいこれくらいかなぁって思ってた！！」
だからなに？？
「ほら！」
指差す金額表示板には「残高０」
「ねっ、ぴったり１２９０円！！はんどたおるやピンクレシートよりすごいでしょ！！アタシって！！」

こんなことして遊んでる幸せなヤツです。

2月14日

仕事を終え、やっと帰宅すると・・
「あぁ、それ・・」カミさんがアゴで指差す、いやアゴ指す先になにやら小さな箱。
開けてみると見るからに高そうなチョコレートです。
「ほぉほぉ、よくわかっとるワイ、愛いヤツよのぉ」と心の中だけでほんの少しだけ見直し、もちろん口からは
「わぁ～、ありがとね！！うれしいなぁ～」と最大級の喜びであることを猛烈アピールします。

高～いチョコレートなんて自分で買うことなんてないし、「どんな味なんだろ？」と、ひとつ摘むと
「あっ、それはダメ！」
「えっ？」
「それ、アタシ大好きだから・・」
つまり、食べずにこっちによこせってことみたいです。
別のを摘むと
「あっ、それはダメ！」
「えっ？」
「包み紙がカワイイから児童館（職場）で工作に使うの！！」
また別のを摘むと
「あっ、それはダメ！」
「えっ？」
「それはおいしいんだから・・」
どーゆー意味じゃい？・・と、もちろん心の中だけでつぶやきましたよ。

これで１ｹ月後、もしも忘れていようものなら機嫌を悪くすること間違いなし・・のはず・・と思います。