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きのこ観察日記23 & 付き人日記 [きのこ観察日記]

真亀集会所.JPG

日曜日、真亀学区健康推進協議会からの依頼ですよ、なんとなくすごいでしょ

笑いと健康」の講演かと思ったら「笑い」だけでいいんだそうで、まぁ講演なんてできませんけどね。

  狸賽   八橋
  堪忍袋  きのこ
  マジック 八橋
  動物園  きのこ
  不動坊  八橋

狸賽は「池田バージョン」10分+αで楽しく終了(もちろん、お約束のツカミは忘れません)、とっても暖かくて気持ちのよいお客様で、とっても気持ちよくできました。

きのこの「堪忍袋」はネタおろし、決して私の前では稽古をしませんので見るのは初めて、1ヶ所おかしかったけどウマイやんか・・広島弁に直した違和感はないし、上方のリズムの良さは残して、でも「酔って財布を落とした」とか家庭内のホントのことをネタにすんな、って!!

マジックは例によって「指先より口先」ワザより笑い重視の構成で、池田の「あとのまつり」でやりそこなったネタの実証試験、ちょっとした失敗はあったものの口先でカバーしてごまかすなんてお手のもの、最後「だけ」は拍手喝采がくるようにしておいてそこは大成功!!うん、満足。
でもカミさんからは「まだまだ洗練度が足りないね」(つまり「もっともっと稽古しなよ!!ヘタッピなんだから・・」って意味です)って言われちまった。

きのこの最得意ネタ「動物園」は、良いお客様に助けられ気分ものってきてるようで絶好調!!
パートのおばちゃん広島バージョン」は完成の域に達した・・らしい・・ようです。

会場はおおいに暖まって「不動坊」、前回は携帯電話の着信音でとっちらかってしまったけど今日はホントに気持ちよくできました。
(ただねぇ・・「さっきの動物園のおはなし、おもしろかったでしょ」って言うと『上手よ』のお声、「昔は私が教えてたんですけどねぇ」で、ドッと大ウケ・・どゆ意味なんでしょ??

暖かいお客様ありがとうございました、皆様の反応がいいので芸が上達したかのような錯覚をしてしまいそうでした。
たくさん笑っていただいて、健康推進に少しは役立てたと思ってます。

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きのこ観察日記22 そしてカウントダウン12 [きのこ観察日記]

ホクト.jpg
日曜日、広島市安佐南区民センターでのあさみなみ落語会
あさみなみ.JPG
私もカミさんも、ここが大会前の最後の「息をしてる人の前」での高座。

決勝を想定して羽織を着てみました・・紐はちゃんとほどけました・・過去に紐がからんでほどけなくなったことがありますので、本番前に稽古しとかなくちゃね。

ま、私のことはそれくらいにして「きのこ観察日記」私の前では決して稽古をしませんからわからなかったのですが、また創意工夫をしクオリティアップしてました・・
去年みたいな神憑り的進化ではなく、じっくり確実に磨き上げてるようです。
先日のお寺で見たときよりうんとよくなってる・・

帰宅後、ほんのちょっと気になった3ヶ所を指摘したときには原稿の修正と注意の書き込みを3ヶ所ともすませてました
・・昔は私がエラそうに指導してたのに・・
今や置いて行かれ感100% いやいや、あとまだ12日もあります 市長賞GETの野望は捨てんぞぉぉぉぉ!! でもまだ10分切れてない、どうする?? 間に合うのか??
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きのこ観察日記20+付き人日記 [きのこ観察日記]

6月29日 広島演芸協会の定例「話芸に親しむ パート87」設営前.JPG設営後.JPG
写真上が設営前、下が設営後、その昔2時間近くかかってたのが今では30分ほど、撤去はほんの15分そこそこ、87回もやってりゃ早くなるもんです。

今回はカミさんと私が揃って出演、これがありそうでなかなかない組み合わせなんですよ。
私は前回「中トリ」という分不相応な地位を与えていただいたものの例の「不愉快です事件」の責任を取って(←ウソよ)開口一番へ降格・・ってか自分で望んでトップへ。
第一声「ヘタですんで開口一番になりましたっ」すぐに「上手よ!!」とオバサマいやオネェサマの声・・う、う、嬉しい!!・・初めて認めてもらえた・・カミさんも認めてくれん、ちゅうのに・・
正面やや下手のオネェサマ、貴女のためだけにぐぁんばりましたぁ・・

演目は何かって?
キチンとしたまともな古典落語なんてできゃしないし、たまにやってみるとロクなことにならんし、ってことで今回もいつものあのパターン、おもしろパーツの寄せ集めです。
好きなんですよ、パーツを集めて構成を考え口調を整えると「落語もどき」の出来上がり、っていうのが。
一から創る能力がない、ってだけのことなんですがね。

ま、私のことはともかくとして・・
きのこの出番は仲入り後、エースてい朝さんの前という大出世、膝代わりというかもたれというか、色物ではないけど、いやいや女で広島弁で半創作で、って色物の要素十分ですか?

どうやら池田ネタみたいです(私の前では決して稽古をしませんのでよくわからんのです)
こないだと内容が少し違うぞ・・また改良し工夫してる・・女が演じる違和感をなくし職業を噺に生かして、(たぶん)てい朝さんからアドバイスをいただき(私にはアドバイスなんて求めてくんない)、あと三か月でさらに磨き上げることでしょう。
この努力こそが昨年奇跡を呼び込んだ源なんでしょうね。

ちなみに、私の辞書は未だに「努力」の二文字が抜け落ちたまんま
・・あ、「稽古」の二文字も消えかかってます・・

蛍光ペンで塗ってあんのは・・「タナボタ」・・「果報は寝て待て」・・「寝る子は育つ」・・

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きのこ観察日記19 義理堅い女 [きのこ観察日記]

ホクト.jpg
ウチのカミさん、やまのきのこが「ホクト」の許可を得て「きのこの唄」を出囃子にしてるのは前回お伝えしましたよね。
金銭的・物質的援助などはいただいておりませんが、CMソングをタダで提供していただいてますので最大のスポンサーなんです。
企業イメージを高めるよう、楽しい高座を心がけています。

鍋物の季節がそろそろ終わりそうですね、たっぷりキノコを食べました、もちろんホクト。

ここでやまのきのこの日常の一部をご案内いたしましょう。
鍋物の材料を買う、というので運転手兼荷物持ち兼付き人(マネージャーではありません)の私は当然のように同行させられます。
生鮮品売り場、うまそうなキノコが山積み・・なのに通り過ぎる・・キノコ以外の食材をGETすると
「次のスーパーに行って!」との指示。
「どうして?」
「ブナシメジを買うの」
「さっきあったよ」
「あれは雪○だから」
そう、ホクト以外のキノコは口にしないのです。
わざわざホクトのキノコだけのために別の店に行くんです。
(雪○の関係者の方、お気を悪くしないでね、味や品質がどうこうという意味ではありません)

「当たり前だろ」とか「そこまでしなくても」などいろいろご意見はあろうかと思いますが、義理堅い女なんです。
てことで、我が家の鍋物にはいつもホクトのキノコが入ってる、ということなんです。

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きのこ観察日記18 [きのこ観察日記]

先月某日、「来月15日たしかヒマって言ってたよね」とのお言葉・・運転手兼荷物持ち兼付き人(マネージャーではありません)として同行せよ、とのこと。

その日がやってきて、行き先は広島市高陽公民館
去年地元の中国新聞から依頼されて「池田の大会で決勝に選ばれやがったこと」を小さなコラムに載せたのを公民館の職員さんが見て今回の落語依頼になったものです。
あんな小さなコラムでも見てる人はいたんですね。

現地到着、荷物を担いで事務所にご挨拶すると館長さんが「マネージャーさんですか?」
ほんとは「付き人?荷物持ち?」ってとこかも・・

広島演芸協会内部では
「私が先輩
「昔は私のほうがエラかった
「昔は私のほうがウマかった
「昔は私のほうがエバってた
ってことを仲間は知ってますけど・・
先入観なしだと「オーラのあるタレントとその付き人に見える」ってことがよ~くわかりました。

今回の先方のご希望は1時間、紙芝居(のようなもの)と2席やるのはいいとしても
「途中でちょっと目先を変えたい、10分与えるから場つなぎをせよ」
「ははぁ、ありがたき幸せ」
てことで付き人の私もプチ出演です、10分か・・池田の予選と同じだな、何やろ?

「ただし!」 「へっ?」
「アタシのジャマにならないように・・」

どうやら私のたいしてうまくもない落語は「ジャマ!!」ってことみたいです。
いいもんいいもん、こちとら芸の深みはないけど間口は広いんだ、伝楽亭の「あとの祭り」用のネタのお披露目だい・・やってみると・・ダダスベリではないもののややスベリ、ま、あと半年ありますからじっくり熟成させましょう。
どうやら珍歌さんも「3分芝浜」以上の新ネタらしいし、ロクちゃんにも負けらんないですしね。

あっ、きのこはもちろんマジで大会に臨むつもりらしいです。

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きのこ、のっこ〜のこ、げんきのこ♪ [きのこ観察日記]

ここのところ連日ふたりから3人が私のブログにお越しです。
見ると多くが「ちゃん平ブログ」からの方、ちゃん平さんの影響力を改めて知る今日このごろです。

更新したくても今年に入ってまだ一度も高座に上ってませんので話題がありません。
困ったときのカミさん頼み、ってことで今日は「出囃子」のお話を・・



(一部さるさんの日記から借用)

きのこの出囃子、「きのこの唄」
きのこ、のっこ〜のこ、げんきのこ♪、えりん〜ぎまいたけぶなしめじ♪
きのこを売ってるホクト株式会社のCMソング。
ホクト.jpg
あれを出囃子にしちゃってます。
可愛いキノコのアニメとともに「なんだか耳について離れない」曲♪
聞いただけで頭にすでに「 き の こ 」が浮かぶあれ。
きのこの代名詞みたいな歌です。
たぶんこんなアレンジ使用、日本中でひとりだけでしょう。

某日、某チャリティー寄席でのこと
社会人落語家として全国的に有名なS之助さんが
「いいですねえ♪これ」
きのこ
「いいでしょ♪これ」
S之助さん
「でもホクトさんが、なんと言ってきますかねえ(笑)」
きのこ
「ちゃんと許可もらってます、営利を目的にしてなければ、いいって」
S之助さん
「え、許可もらってるの!?!?すげ~ ~」

どうやら皆さん、無許可と思っていらっしゃったみたいです。
ホクトさんから楽譜をいただき、三味線の音をCDにして宝物にしてますよ。

子ども会や敬老会に呼ばれたときはいつもこの出囃子です。

池田の決勝も、きのこ、のっこ〜のこ、げんきのこ♪で出たかったようですが、生下座で急なことだったのと、食品会社の日清さんがスポンサーなので(直接のライバル会社じゃないとは思いますが・・)実現しませんでした。
CDは会場に持っていってました、用意よすぎでしたか?

来年は日清さんの許可ももらって決勝で「きのこの唄」をアゼリアホールに響かせる!!つもりだそうです。

決勝に残る気まんまんみたいですが、まあ今は言わせときましょう。


ちなみに、私は出囃子にな~んのこだわりもなく、学生時代最後の高座は「タンタンタヌキノ○ンタマ」でした。



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きのこ観察日記17 [きのこ観察日記]

2012年12月03日の日記
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そろそろ千葉で「社会人落語世界一」が決まろうかという時期に、いまだに池田のことかよ、なんておっしゃらず、もうちょっとだけお付き合いくださいな。

先日ご案内しましたが、きのこが決勝に残りやがったことで地元の中国新聞(しつこいようですが北京新聞でも人民日報でもありませんよ)から小さなコラムの依頼が来たんです。
4回の掲載で先日終了しましたので、こんなこと書いたんです、ってお知らせしときます。

原文はもっとハイテンションでしたが、先方が校正して(いろいろ基準があるみたい・・)かなりフツーになっちゃいました。



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きのこ観察日記16 [きのこ観察日記]

2012年11月3日 の日記

池田の「社会人落語日本一決定戦事務局」からきのこ宛てに大きな封書
開けてみると、「ご友人にお見せください」というオテマミと「かみ落語」が5部
へぇ~、決勝に出た人にはこんなサービスがあるんだ・・

決勝に出た10人それぞれかなり大きい写真とインタビュー記事があって、表現が「10傑」って・・
・・でも・・きのこの出身地が「愛知県」になってるミスはそのまんまやんけ・・

それとCD-Rが1枚、PCで見てみると・・おっ、決勝の写真が4枚ある
サイズはでかいな
さすがにプロが撮った(たぶん)だけあって、どんなに拡大してもピシリとピントが合ってるし、なにより表情がすんごくいい、プロってスゲェ・・って思いましたよ
(こんないい表情なんて、ここ20年くらい見てないもんな)

ま、この写真の出来で、愛知県のミスは許そう・・話のタネになるし

それと、中国新聞を見ることのできる方、きのう挟み込んであったCUEに「きのこの徒然日記」が載ってますので、ぜひともご覧ください(全4回だそうです)

(山口県では、「JR柳井駅にCUEが山積みになって風に吹かれてる」という情報がきのこの実家から入ってきました・・他は確認してませんけど、あちこちのJRの駅にあるらしいです)



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きのこ観察日記15 [きのこ観察日記]

2012年10月30日の日記

夫婦揃って「市長賞狙い!」とほざきながら参加した「第4回社会人落語日本一決定戦」で、私は予想通り「ほざいただけ」で終わりましたが、きのこはなんとなんと「決勝進出」を果たしやがった・・ううぅぅっ・・少なくともここ1年は私の立場が・・かつては先輩ヅラして指導してたのに・・まっ、きのこファンとしてはとっても嬉しいんですけどね。

会場で決勝進出を祝福してくださったちろりさんに「昔はかわいかったんですけどねぇ」と話したら、隣で豊蝶さんが黙ってコックリ、あっこの人と仲良くなれそう!って思いましたよ。

で、まあ、広島に帰ってきのこの日常に劇的な変化・・なんてありませんけど、ほんのちょっぴり変化がありました。
土曜日は職場の仲間から、日曜日は広島演芸協会の女子会の仲間から祝宴に招かれました。
なんだかんだ理由をつけて飲みたいだけみたいですけど・・

で、もうひとつ、地元の中国新聞(北京新聞とか人民日報じゃありませんよ)から土曜か日曜に本誌に挟みこむタブロイド誌の小さなコラム欄の執筆依頼があったんですよ。
11月分4回、「池田への道」みたいなことを書いたようです。
文字数制限が厳しいらしいのですが、10分ネタとか6分ネタを創る苦労を乗り越えてるんで楽だったようです。
苦労は身につきますねぇ。

中国新聞をご覧の皆さん、小さいコラムですのでしっかり探して読んでやってくださいね。



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きのこ観察日記14(笑いの神様と仲間のみなさんに感謝感謝) [きのこ観察日記]

決勝1.jpg
2012年9月11日の日記

(自分の予選を終え、猿之助さんを見て、「モノが違いすぎる、勝てるわけねぇやん」と思った続き・・)

さて、自分の「メ」がなくなったとなれば運転手兼荷物持ち兼付き人(マネージャーではありません)の本来の目的「カミさんの応援」をせにゃならんのです
なんせ私は「応援のついでなら予選に出てもよい」という身分ですんで

落語みゅーじあむへ入ると17番の遊若さん「宮戸川」
審査員席のまん前に陣取ったので春之輔師匠と市のエライ人の声がぽそぽそと聞こえます・・
「女性がこのテの噺をすると○○××」
へぇ、そーゆー見方をしてるんだ、きのこのためにすぐ心の中にメモをして・・

さて、お目当ての好朝さん「突き抜けた人たち」のおひとり、伝説になってる寿限無は・・スッゴ~、おもろ~、伝説~、へ~、ほ~、楽しい楽しい、会場はドッカンドッカン、もうすっかり笑い疲れてツライほど(後で聞いたら、カミさんはソデでフツーの落語ファンになって笑い転げてたそうです)

19番かね平さん、ネットでお名前だけはきいたことがある人、さん太さんの「カンニング事件」や夢眠さんの「かね平、どうでもええ」から思うに猿さんみたいな「愛されキャラ」なんだろうな、きっと
ただ、このあたりから心配が徐々に徐々に大きくなってきてまして、かね平さんの声ははっきり聞こえてるんですが噺の内容はさっぱり頭に入っていません

20番ぱすたさん、本業は牧師さん、僧侶と同じで説教(っていうのかな?)でおもしろいことを混ぜながら話すんだろうなぁ、と思いながらも内容は頭に入って来ません
春之輔師匠と市のエライ人のヒソヒソ声が気になって、どうにも落ち着きません

好朝さんの後、ちょっと減ったお客さんがどんどん増え、いつのまにやら壁際は立ち見でいっぱいになってます
21番まで見てくださるお客さんなんてきっといなくて、審査員と合わせて3人だったらどうする?なんて言ってたのが大ハズレ、環境は最高に整いました、ホントにホントに幸せモンです

話し始めました、声は良く出てます、よしよし、ちゃん平さんにも声だけはほめてもらえたもんな、キレもいい、要所で期待通りの笑いもきてます、いいぞぉ、広島弁でちょっとひねったりしたところもわかってもらえてます、よしよし、直前に変更して昨夜ホテルで何度も何度も稽古した「ビュ~~~ン」もうまくいった、客席で緊張しすぎて息が止まっていることに気づきあわてて深呼吸、いよいよオチ、よしっ、一瞬の間をおいて会場あちこちから「おぉ」と小さな声、大きな拍手、できた、出し切った、もう一度やれと言われてもたぶん同じようにはできんだろうな
「この次はない!」としても後悔しないだろう渾身の高座

すげぇ、この人どこの人?

審査員席をチラッと見る、エライ人と春之輔師匠が「今の噺は○○」「いえ、原型は××」おふたりともなにやら書いてスタッフに用紙を渡し退場
何が書いてあるんだろ?立ち見してたら見えたかも・・

外に出てキッチンカーでもらった「どん兵衛」を食べながら待つことしばし・・出てきません、着替えに手間取ってるとしても長いぞ・・ようすを見に行こうか?というところでやっと出てきました
が、なんと着替えてません

「ほ~~決勝に残る気まんまんですのぉ~」

からかってやろうと顔を見ると完全なヌケガラ、着替える気力もなくボケッとしてたそうです

そしてひとこと 「気持ちよかったぁ~」

これに10年分のありとあらゆるものすべてが集約されてました

もうひとこと  「今の私は燃え尽きて真っ白な灰・・」
あしたのジョー・・って、若いモンにゃ通じんぞ


笑いの神様と仲間のみなさんに感謝感謝
ホントにホントにありがとうございました



決勝に選んでもらえたのは、笑いの神様からきのこへ10年よくがんばったね、のご褒美

「落語みゅーじあむからやまのきのこ」といわれたとき「やったぁ」と大きな声を出させてもらったのは、笑いの神様から私への1日早い誕生日プレゼントだったのでしょう



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10年を経過して・・きのこ観察日記13 [きのこ観察日記]

2012年9月7日の日記

また1年、なんとか無事に生き延び「市長賞狙い」などと妄言をほざける幸せを笑いの神に感謝いたします

昨年9月、きのこ観察日記3http://884san.blog.so-net.ne.jp/2012-12-13-14で書きましたように、ウチのカミさんこと「やまのきのこ」が死の淵から笑いの神に連れ戻されたのが10年前
それから転移再発の影につきまとわれながら目の前の一瞬を全力で生きることを繰り返し、積み重ねて10年経過しました
5年後生存率なんてサハラ砂漠の降水確率みたいな数値でした
砂漠.jpg
主治医からは「奇跡と言ってよい」なんて変なお墨付きをいただきました

決して信心深いとはいえない私たち夫婦ですが「笑いの神様」に感謝感謝、「笑いと健康」を実践する日々を送ってきました

きのこは、落語や漫才の依頼にはいつも「この次はない」ものとして、手を抜くとか稽古不足で未完成のまま臨むなんてことはありません(技量不足は置いといて・・ですよ)
いつも「この一席が人生最後の一席になるかもしれない」という思いからでしょう
だから漫才の相方(私のことです、はい)がしくじると厳しく叱りつけます

「もし今病気が再発したら、さっきのしくじった漫才が私の最後の漫才になるのよ」と・・

池田(社会人落語日本一決定戦)福井(ちりとてちん杯)と立て続けにチャレンジしたのも「この次はない」という思いからかもしれません

死の淵から笑いの神に連れ戻された生き証人として、今年もあちこちに11年生きた証を残すつもりのようです

まあ、こんなのに限って100まで生きるんでしょうけどね・・

(あっ、念のため申し添えますが・・薄幸の美女なんて想像しちゃいけません、見た目はあつかましそうな田舎のおばちゃんです)

そのうち「ホクト」にスポンサーになってもらい「笑いと健康」であちこち講演してまわる、なんてことになるかも・・
そのとき、きっと私は運転手兼荷物持ち兼付き人(決してマネージャーではありません)として同行させられていることでしょう



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きのこ観察日記その12 [きのこ観察日記]

2012年06月09日の日記

先日、運転手兼荷物持ち兼付き人(決してマネージャーではありません)の私に「池田(第4回社会人落語日本一決定戦)の予選でやる落語について意見を述べよ」とのお言葉(決してアドバイスを求めてるのではありません)

どうやっても10分半かかる、これ以上削れない・・とのこと
私の前では決して稽古をしませんので全貌は不明だったのですが、やっと一部だけ教えてくれました
今年も古典の半改作で、よくそんなこと考え付くもんだ、とファンクラブ会員№1として本番が楽しみです

あと何とか1分半短縮のアイデアを出せ、という命令ですが・・私は昨年22分の噺をおもしろさを保ったまま(かな?)9分にする苦労を乗り越えてるんです(日記・プロジェクト池田参照)90秒くらいチョイチョイですよ

「ここをこうして、こう変えて、ちょいちょいっと、ほらテンポは軽快だし話しやすいし聴きやすい、情景はクッキリしてきて、なにより楽しくなったでしょ、9分以内になったし」

これを「イヤだ」とおぬかしになられました
「えっなんで?」
「9分以内は認めるけど噺が軽くなりすぎ!その軽さはあなたの軽さ、『私は本格派』なの!」

どーゆー意味じゃい・・と例によって心の中だけでつぶやき、表面はにこやかに「お客様はこっちのほうがきっと聴いてて楽しいと思うよ~、ね、ね」

いつのまにやら私がお願いしてる構図になってます・・なんで??

結局、時間短縮を優先ということで私の意見を一部取り入れたみたいです

きのこの噺を聴いてて、あれ、ここんとこだけちょっと軽いなぁって思われましたらそこが「当たり」ですよ



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きのこ観察日記その11 [きのこ観察日記]

2012年05月29日の日記

今年も半分近く経過して、私の高座はほぼ予定通りの年間10席ペースを守ってしまっています
5月2回、6月1回、7月2回・・ちょっとハイペースだな(?)

もしも池田の社会人落語日本一決定戦にエントリーするなら、生のお客様の前で何度かやっておかなくちゃ
6、7月の出番はありがたい

と、ここで天の声
そう、ウチのカミさんこと「やまのきのこ」
「7月の『みよし劇場』私が出るからね」

ね・・って、ね・・って言われても、出演メンバーは決定済みっすよ、あなたが出るなら誰かが落ちる・・そう、誰かが・・

え~~~っ!!そんなぁ~~とも何とも言わず、速攻で「出演者の変更のお願い」を送信、即返信「了解」・・ちょっぴり悲しい・・もちろん気の弱い私は顔にも口にも出しませんけど

これできのこが今年も池田を狙ってるらしいことはわかりました
ネタもなにやら工夫をしてるようです
(私の前では決して稽古をしないんで全貌はわからんのです)

その12に続く・・



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きのこ観察日記ついにその10パチパチ [きのこ観察日記]

2012年03月20日の日記

17日(土)広島演芸協会の「話芸」昼の部、仕事の都合で間に合わず、きのこがいったいどんなことをしたのかわからないため残念ながら観察日記の書きようがありません。
160名のお客様だったそうで、満席152ですから立ち見があったってこと、ほんとにありがたいことであり、幸せなヤツです。

明けて翌18日(日)は全国から社会人落語のモンスタークラスがいらっしゃる大興行です。
いつもの「お客様におおいに満足していただく」ことに加えて「遠方から自費でお越しのゲストの皆様に気持ちよく演じてもらい気持ちよくお帰りいただく」という高い高いハードルがあります。
あまりにハードルが高いので飛び越えるより下をくぐるほうがいいかな?

ゴミ袋や靴を入れるビニール袋のことであたふたしてると「五日市駅一番乗り」とか「広島駅でコーシーしばいてる」「羽田なう」のつぶやきがいっぱい・・ほんとにモンスターたちが押し寄せつつあるんだ、と思うと気の小さい私なんてドキドキもんです。

会場に着き事務所に行くと「カギはもう渡しましたよ」・・えっ?まさか・・ピンポーン大当たり、部屋の中から「遊月さん葉桜さん綺麗どころおふたりに招き入れられる」というマヌケぶりを晒してしまいました。
(早すぎるだろっ、なんて言いませんよ。大人ですから・・)

設営のドタバタやリハーサルのようす、一番太鼓から打ち出しまでのことは猿之助さんの日記に詳しくおもしろく描かれると思いますので、文才のない私はここはカット。

さて、きのこ観察日記のネタさがしをしなくちゃ・・なにやら針と糸でチクチクと「堪忍袋」の稽古か?
・・これを遊月さんにちゃんと認めてもらえてたことに大感激してました。

で、「動物園・広島版」ですが
トラ.jpg
いつものように軽快な「きのこの唄」で高座へ、広島代表(なのか?)としてこの怪物メンバーの中で間違えなかっただけでもたいしたもんなのに楽しそうに一席終えたようです、私なら声が裏返ってましたね、うん。

皆様にバレてない不手際は山ほどありましたが、お客様と遠方からのゲストの方々に満足いただけた(かな?)ことで今回の会がやっと終わりました。

ホッ、やれやれ



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きのこ観察日記その9 [きのこ観察日記]

2012年03月13日の日記

昨年きのこがわいんさんから「広島出身の女3~4人で・・」と言われ「噺の場があるなら喜んで!」と居酒屋みたいに簡単に引き受けた、という「中国地区(出身の少人数でやる)落語会」がいつのまにか「中国地区(でやる、全国から社会人落語の化け物クラスが集う)落語会」に変貌してるんだそーな。
私なんて、ちょっとお手伝いするだけですが緊張して手が震えそうです・・が、ウチの毒きのこはウキウキワクワクみたいです。

なかでも、「ちゃん平名人と猿之助さんが来られる」と知ると「ゆいゆい同窓会だ」とはしゃいでます。

ゆいゆいの過酷さは「きのこ観察日記4」でご案内してますが、そりゃひどかった。
さらに猿之助さんとは、一昨年も「最悪石橋会館」で戦友(?)になってるという仲、連続で最悪会場という二人は前世で笑いの神に何をしでかしたんでしょう?

18日の本番前日、17日は広島演芸協会の定例である「話芸に親しむ・・」があります。
きのこは昼の部と打ち上げの部、私は夜の部と打ち上げの部の予定ですが、何人かの方は前日からいらっしゃってるらしい・・とか・・うわぁどーしょー・・気の小さい私は今からドキドキもんです。
・・えっ誰もおまえのことなんて気にしてないから心配すんな?・・そうでした、いつものように楽しくやります。
自分が楽しければそれでよし、が信条ですから。

きのこは18日とは違う新ネタだそうです。
・・が、詳しくは知らんのですよ、なにしろ私の前では決して稽古をしませんので・・

次回は、記念すべき「きのこ観察日記10」です。お楽しみに・・



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きのこ観察日記その8 [きのこ観察日記]

2012年01月30日の日記

やまのきのこの2012年公式スタートは「社会人落語」ではなく「社会人漫才」でした。

1月29日、三次市文化会館で寒い中シロートの芸なのに有料、それでもほぼ満席の95名のご来場、ありがたいことです。
みんな「てい朝ファン」なのかも・・

今回のネタはオリジナルの「しりとり」
選んだ理由?

「鶴の一声」ならぬ「きのこの一吠え」

「私の負担が少ないネタにしてね」で決まり、運転手兼荷物持ち兼付き人(決してマネージャーではありません)の私は「そんなぁ・・」ともなんとも言わず「はい、承知しました」のミタ状態。

このネタは繰り返しのおもしろさが命でして、その負担の多くは、運転手兼荷物持ち兼付き人(決してマネージャーではありません)の私にのしかかってくるんです、加えて「お客様に振って答えてもらわないとオチに持っていけない」ので不安の二乗三乗四畳半・・以前、某所でお客様がみんなシャイで、笑ってはくれるんだけど答えてくれない、という悪夢を経験してますのでネ。

幸いノリのいいオバサマとボケのいいジイチャンがいらっしゃって楽しく終了、ほっ、よかった・・晩メシ抜きにされなくてすみました。


この次のきのこの大きな出番は、池田の名人や福井のチャンピオンほか全国からそうそうたるメンバーが集まる、わいんさん主催の「中国地区寄席」に広島代表(なのか?)として出るそうな・・私ならそんな人たちに囲まれたら心臓が縮みあがって声が裏返りそうです。

が、ウチの毒キノコはとっても楽しみにしてるようです。

きのこと付き人はこの寄席の大成功を世界で2番目と3番目に願っています。
そう、チャーミー社長こと葡萄亭ダンナ(広島演芸協会ではそう呼んでる)に次いで2番目と3番目に。



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きのこ観察日記その7 [きのこ観察日記]

2012年01月08日の日記

ちょいと遅くなりましたが、2011年最後の広島演芸協会公式高座でのこと

きのこの2011年は12月18日「広島市安佐北区民センター」で締めくくりです。

池田の社会人落語日本一決定戦や福井ちりとてちん杯に10年生きた証を残し、「ちゃん平名人」や多くの方々とも知り合い、満足しているようです。

で、締めくくりの前日のこと、「明日、もし体調が悪かったら代演してくれる
忘れた頃にやってくる「偏頭痛」がひどくて起き上がれないとのこと。
どうなることかと思っていましたが、翌朝ケロッとして身支度をしてます。
もちろん私は運転手兼荷物持ち兼付き人(決してマネージャーではありません)として同行させられます。

今日のネタは学生時代から大好きだった「平林」、いつものように満員(80名くらい)のお客様の前で元気いっぱいで楽しくやってる・・いや、テンポがちょいと悪いし元気も足りない・・会場の目線の先に「てい朝さん」が腕を組みじっと見つめているからかお客様のウケはまずまず、でもなんかおかしい、終盤盛り返して終了。

なんと高座でいきなり「息が止まるほどの超偏頭痛」に襲われ・・「あっ、私はここで死ぬ」と思ったそうで、意識が遠のき・・「高座で前のめりに死ぬんだ・・なんて美しい・・しかも『てい朝さん』の見ている前で・・」ここでスッと痛みが消えたそうです。
で、盛り返して終了。

てい朝さん、あなたの一睨みで偏頭痛が治ります。
すぐカマボコ板に「い し ゃ」と書いて表に出しておきましょう。

そんなこんなで年が明け、今年もあちこちに11年目の生きた証を残すつもりのようです。
3年後生存率なんてここに書けないくらいの数値でしたから夢のようです。

「笑いと健康」で講演できるかもね



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社会人落語家の皆様、お待たせしました(待ってない?)きのこ観察日記その6 [きのこ観察日記]

2011年11月21日の日記イメージ 1.jpg

福井ちりとてちん杯では自信の「半改作動物園」で臨んだものの不完全燃焼だったようです。まあ、生きてる証を残すという目的は果たしたようですが。

「技術面では何ら問題はないが、今の考え方ではお客様に不親切」

という批評がよほどこたえたらしく、珍しく(?)しおらしく反省しきり・・ん?てことは、「考え方を変えたら一瞬でなんの問題点もなくなる」ってこと?
いかんいかん、褒めるとつけあがりますから本人の成長のため褒めないようにしなくてはね。

てことで「話芸に親しむ ~話、和、輪、ワー~」パート74で、6分縛りのないフルバージョン動物園、福井の分まで完全燃焼したようです。
今回は雨の中、一番太鼓が鳴り終わらないうちに客席の3割が埋まり

開演時には満席152プラス立ち見で計160人のお客様、ありがたいことです。
良い環境で、思い切り楽しくお客様に噺し終えてホントに嬉しそうでした。

・ ・でも、褒めるとつけあがりますから本人の成長のため褒めないようにしなくては・・



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「プロジェクト福井」 きのこ観察日記5 [きのこ観察日記]

2011年10月28日の日記

池田の社会人落語日本一決定戦後、しばらくおとなしいと思っていたら「じゃあ行ってきま~す」と、ひとりで福井に出かけてしまった。
ファンクラブの応援なんて不要みたいです。

池田では、ゆいゆい会場から決勝へは「ちゃん平さん」だけ、そしてみごと三代目名人に、「だから私は実質2位」なんだそうです。
きっとゆいゆい会場の人は皆さん全国で同じようなことを言ってるんでしょうね。

「きのこ観察日記3」(9月15日)で書きましたように今年は生まれ変わって10年目、あちこちに生きてる証を残して回りたいようです。

半改作動物園広島バージョン、福井の皆さんと全国の仲間の皆さんに楽しんでいただき、広島にこんな人がいるんだ、と記憶に残してもらえたなら最高に幸せです。



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「プロジェクト池田」 きのこ観察日記4 [きのこ観察日記]

2011年09月18日の日記

昨年の石橋会場の過酷な環境は猿之助さんの日記で皆さんご存知のことでしょうが、今年のゆいゆいプラザも過酷でした。
ドアがない代わりに場内に柱が3本、高座から正面にお客様その後ろに審査員、右目線にはお客様、左目線には壁。
快適なエアコンはなく工場用大型扇風機が数台、ワンワン唸る音で小さな声は後ろの席では聞き取れず、なのにパトカーのサイレンと警官の声は明瞭
連続でこんな過酷な環境を笑いの神様に与えられた猿之助さんときのこは、よほど期待されているか前世で何かやらかしたかでしょう。

そんな会場でちゃん平さんはお見事だったとカミさんは言ってました。「審査員の次に頑張ってた」そうです。
ゆいゆいプラザから一人、と聞いた時は「ちゃん平さんで決まり、納得」と言ってました。
名人になってほしいけど、これからもずっと出てほしいからぜひ2位になってほしい、なんて言ってました。

たぶん来年も社会人落語日本一決定戦に参加するつもりらしいです、また時々きのこ観察日記を書くことにしましょう。



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